Web3.0という言葉をご存じでしょうか?
現行のWeb2.0が中央集権型のネットワークと表現されるのに対して、Web3.0は分散型ネットワークと呼ばれ注目されています。
この記事では、なぜ現行のWeb2.0では分散型ネットワークサービスが実現しないのかを説明します。
例えばTwitterのサービスを考えてみてください。あなたがツイートした内容を、他のユーザーはいつでも見ることができます。こういったサービスがなぜ可能かというと、ツイートした内容がデータとして保存されインターネット上に公開されているからです。
ツイートのデータはネットワーク上に公開されたストレージに保存されていますが、具体的にどこに保存されているかを考えてみます。
例えば、もしデータを自分のスマートフォンに保存して公開する場合、スマートフォンの電池が切れていたり圏外だったりする間は、他の人はあなたのツイートを見ることができなくなってしまいます。しかしそれでは困りますよね?
なのでツイートしたデータをTwitterが管理しているサーバーにアップロードして、ネットワーク上に公開するという形式になってくるわけです。
こうしてサービスの運営会社にデータの管理が集中していくことから、現行のWebは中央集権型と言われています。
・Web3.0ではなぜ分散型ネットワークが実現するのか?
Web3.0では、Bitcoinでも使われるブロックチェーン技術を用いることで、特定のサーバーに依存せずともデータを保存して公開することが可能になります。これにより、Twitter社にデータを預けずともTwitterのようなサービスが実現できるわけですね。
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